Marcin Wasilewski Trio 〜January〜

先日、とあるジャズ愛好家のブログとやらを覗いていて(その方との面識はないのですが)、その中のCDレビューですっかりその気にさせられ、ついCDを2枚買ってしまいました。
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一枚はBassist・Charlie Haden名義のアルバム“The Montreal Tapes”。偉才のピアニスト・Gonzalo Rubalcabaをフィーチャーした1989年のMontreal Jazz Festival のLive音源。

当時26歳という若さで、Gonzaloが御大二人に堂々と立ち向かう姿を音を通じて感じます。確かに現在の、中年の憂いをも見せる彼に比べ、師匠Chucho Valdesの音色も踏襲する律儀さや、若さ溢れ攻撃的な面が随所に見られます。

天才過ぎて、優等生過ぎて、ぐうの音もでない。だけど引き込まれてしまうプレイ。

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2枚目は以前紹介したポーランドの若き奇才ピアニストMartin Wasilewski Trioの2nd Album “January(邦題・シネマ・パラディーゾ)”


前回のtrioに続き、更に自分のやりたい事を前向きに捉えてる感が伝わる一枚。

というのも、エンニオ・モリコーネの美曲“Cinema Paradiso”やプリンスの"Diamonds and pearls"を入れている辺りの本人の趣味趣向そして主張が前回よりも強い気がするから…。

また本人のオリジナル曲がどれも素晴らしく、彼の音楽環境や影響を想像してしまいます。およそ同じ世代として共通項も見受けられる気がして、親しみをも感じました。

ただ、前作があまりに衝撃的だったせいで、本作を「聴き易い静寂系」と一括りに扱ってしまう点も免れないかも…。

因みに紹介したこの2作には、共通して同じ曲が入ってます。

Keith Jarrettとの不朽のトリオでその持ち味を活かすBassist・Gary Peacockが作った曲“Vignette”です。

d0077319_1313572.jpgこの曲を、前者が畳掛ける様な超絶技巧でラテン的背景を投影するのに対し、後者はあたかも“ヨーロッパの街の古い建物の回廊から現在の風景を映し出している”様な印象を与えてくれます。
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by mtyk2sk | 2008-08-07 13:14 | CD


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